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酒税法

歴史的には本来日本酒は、古来から昭和初期まですべて純米酒でした。

アルコール添加の原型と見なされている柱焼酎でさえも、原料は米だったからなんだそうです。

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酒税法

それが太平洋戦争前後の米不足によって、増量を目的としたアルコール添加によって三倍増醸清酒が出回るようになり、一方でそのアルコール添加を善用しようと吟醸酒が開発されたわけです。

以来、純米酒以外の日本酒が主流を占める時代が長く続いていますが、近年では米だけで造られている酒という、元々当たり前だった前提がかえって新鮮なイメージを呼んで、純米酒は日本酒の中に一つのカテゴリーを形成する傾向にあります。

平成16年からは、醸造技術の進歩によってという理由から精米歩合が表示の義務から緩和され、日本酒のワイン法は一歩後退したということです。

おそらくは灘や地方の大手蔵が採用しているコストダウンの酒造り方法、いわゆる融米造りによるお酒の救済と言われています。

また、大吟醸の対極にあるお酒と称して精米の悪いお酒をマスコミが持ち上げる風潮も懸念されているということです。

燗酒(ぬる燗)に向いている純米酒です。お好みで40度くらいのぬる燗にしますと、より一層うまろやかになって料理の味を引き立ててくれることでしょう。

高精白の大吟醸酒や吟醸酒のような華やかな香りはないのですが、長い年月をかけてゆっくりと熟成させたまろやかな米の旨味は、濃厚でありながらも決して飲み飽きのこないお酒となっています。

酒税法の改訂は、いいことばかりではなく、いろいろと問題点も上がっていますが、消費者にとっては、純米酒の選択の幅が広がったという点でメリットがあると言えるでしょう。

この改正は、平成16年1月1日から適用されることになりましたが、米、米麹、そして水を原料として製造した清酒については平成16年3月31日、その他の清酒については平成16年6月30日までの間は、これまでの表示基準を適用してもよいという猶予期間が設けられているということです。

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